かまぼこ ギフト 富山

今年の中元は前半の6月に天候不順で客足が伸びず、後半の7月は梅雨空けが遅れて客数が落ちこんだところが多い。「消費増税後、店舗全体の入店客数が減った」(高島屋)という状況もあり、低迷する消費マインドに天候が追い打ちをかけた格好となった。気温が上がらなかった影響で、「飲料や乾麺など夏定番のギフトが苦戦」(松屋)、「会期終了まで梅雨が明けなかったことが起因し、ビールが振るわず「冷夏、長雨の影響でビール、素麺が苦戦」(山陽百貨店)など、定番品の苦戦が目立った。

 

輸入ビールは7%減となったが、海外ブランドビールは業務用市場の好調を受け、上位ブランドの多くが伸長している。昨年はクラフトビールが注目を集めるなど高付加価値商品がさらに浸透。ベルギービールも主要ブランドの多くが数を伸ばしたが、流通系PBなどが減少となり、通関数量は2ケタ減となった。また、2年連続2ケタ増を記録したドイツ、英国などからの通関数量も大きく減少した。

 

ワインでは、スパークリングワインが好調で、前年の6%増を上回る8%増となった。なかでも価格優位性の高いチリが35%増、アルゼンチンも17%増と、南米2カ国がシェアを伸ばしている。イタリア、南アフリカも共に17%増となった。2L以下のボトルワインでは、上位10カ国中、チリ、アルゼンチン、南アフリカと、ここでも南半球のワイン生産国が2ケタ増。その他の上位国は、イタリアがわずかに前年を上回ったものの、すべて前年割れとなった。また、まだ数量は少ないが、9位南アフリカ、11位ポルトガル、12位ブルガリアなどが、いずれも2割以上の増を記録した。上位国が不調な中、多様化するワイン生産国の今後の動きにも注目したい。ワールドカップ開催国として注目を集めたブラジルもアイテム増により、15位に入った。CIF単価は、円安を反映してすべての国で上昇している。